IIJ、「フルMVNO」サービスを開始!まずは訪日外国人向けSIMからスタート!

IIJは15日、同社がメディア向けに開催されたプレスイベントで、基地局以外を自前の環境に整え、柔軟な通信サービスを提供する “フルMVNO” のサービスを開始しました。

フルMVNOとは

ネットワーク素人が書いても仕方ないので、重要なところを引用します。

IIJがフルMVNOと呼ぶ形態は、従来はMNOが設備を持ち機能を提供していた加入者管理機能(HLR/HSS)などをIIJ(MVNO/MVNE)側で持ち、SIMカードの発行や電話番号の発番などを独自に行い、国際的にも独立した移動体通信事業者として、柔軟なサービスを提供できる形態を指している。

[ケータイWatch]

つまり基地局の無線系以外の設備をIIJが持つということです。SIMカードの発行が柔軟にできるので、従来では考えられなかったIoT向けのSIMを発行できたり、自社でキャリアよりも安価な価格で国際ローミングサービスを提供できたりと夢が広がりますね。

ただし注意しておきたいのは、SIMフリーもしくはSIMロック解除端末でないと使用できないということ。イメージとして、自社で携帯電話事業者を立ち上げたと同様のネットワーク環境になるので仕方がありません。従来までのMVNOだと、ドコモの回線を使ったものであるなら、ドコモのSIMロックがかかっているスマートフォンも利用できたのですが、それはしょうがないです。

まずは訪日外国人向けSIMから

第一弾として、訪日外国人向けに提供される「Japan Travel SIM」からスタートするとのことです。

フルMVNO第一弾としてなぜ訪日外国人向けSMなのかというと、おそらく、従来のMVNOでは、SIMパッケージが店頭で販売されていても、ドコモに発番済みの回線維持費がかかってしまう点ではないでしょうか。

大規模に展開しづらいという点が従来までのネックなポイントですが、自社でSIMカードの発行ができるとなると、SIMカードを無償で提供するようなプロモーションをできたりするなど考えられます。

フルMVNOで期待したいこと

国際ローミング(海外でのデータ通信)の提供

ドコモ・au・ソフトバンクでは、MVNOユーザーには、音声の国際ローミングは提供されていましたが、データローミングは提供されていません。

今回、IIJがフルMVNOサービスを始めるとなると、従来の国際ローミングよりも安価な価格で提供できるのではないでしょうか。妄想ですが、香港のAirSIMのように、OTAでSIMの情報を書き換えるという技術も採用してみると面白そうですねを

IoT向けには売れそう

すでにさくらインターネットがフルMVNOとしてIoT関連SIMを販売していますが、フルMVNOということで、IoT関連の事業展開が非常に期待です。

個人向けには果たしてどうなんだろう

個人向けサービスとして、国内で使う分にはメリットがでてくるとは思えません。あるとしたらプリペイドSIMの販売があるのでしょうか。

個人向けにはメリットが実感できないフルMVNOですが、お遊びでIIJの訪日客用のSIM買おうかな。。。。

投稿者: 間野 優希

間野 優希