先日発表された「iPhone SE」(第二世代)ですが、64GBモデルが4万円台から購入できることから、「携帯電話にお金をかけたくない」「iPhoneを安く買いたい」といった声に対応できます。
昨今のAndroidスマートフォンやiPhoneの最新モデル「iPhone 11」は、8万円程度するものもあり、なかなか高い(笑)。そして、4万円台で国民的スマートフォン・iPhoneが手軽に使えるというのは格安SIM(スマホ)にマッチしているのではないかと個人的に感じています。
今回は、格安SIM(スマホ)で「iPhone SE」を使う方法をまとめます。
Contents
mineo・UQ mobile・楽天モバイルなどの “格安スマホ” で使うには?
まず、SIMフリー版のiPhone SEの購入が「Apple Store」などで必要

前述の通り、2020年4月16日現在、mineo・UQ mobile・楽天モバイルなどの “格安スマホ” 会社でのiPhone SEの取り扱いは発表されていません。
iPhone SEを格安スマホ会社で使いたい場合、東京・銀座の「Apple 銀座」、大阪・心斎橋の「Apple 心斎橋」といったApple直営の「Apple Store」やインターネットでは、「Appleオンラインストア」などでSIMフリー版のiPhone SEの購入をし、格安スマホ会社のSIMカードの挿入が必要です。
「SIMフリー」とは、NTTドコモ・au・ソフトバンクや海外携帯電話会社といった “SIMカード”(携帯電話契約を端末に読み込ませるためのカード)の制限がないことを指します。
購入したiPhone SEに格安スマホ会社のSIMカードを挿入

SIMカードの発行を受ける際には、格安スマホ会社で申し込みの手続きが必要です。
自分が使いたい容量や通話プランの有無などを決定すると、ユーザーの手元にSIMカードが配送されてきます。実店舗の場合、店舗の対応された方から直接手渡しされるケースもあります。
SIMカードを受け取ったら、iPhone SEにSIMカードを挿入します。
SIMカードを入れて、「プロファイル」の読み込みを行う

SIMカードを挿入したら、Wi-Fiに接続して、格安スマホ会社の「プロファイル」をWebサイトやアプリから読み込みを行います。
楽天モバイルは以下の通りで設定を行います。他の会社も似たような感じとなります。
楽天モバイル: 楽天モバイルでiPhoneを使う 設定編
これによって、iPhoneが4G回線でインターネットが使えるようになりました。
格安スマホでiPhone SEを使う際の注意点は?
「高速通信モード」では、データ通信容量を使いすぎないように注意

iPhone SEは、「ギガビット級のLTE(4G)」に対応するとしています。
これは、NTTドコモなどで販売されている安いAndroidスマートフォンよりも、通信速度が速い規格に、iPhone SEは対応しています。
つまり、「高速通信モード」で動画などを読み込む際、安いAndroidスマートフォンよりもスペック的にデータを高速に読み込むことができ、知らない間にデータ通信容量を使い果たしてしまう可能性が非常に高いのが難点です。
最近ではmineoといった格安スマホ(SIM)では3GB程度の料金プランが主流ですが、TwitterなどのSNSを見ていると、動画コンテンツがあることもあり、3GB程度のデータ通信容量の消費もあっという間です。
4G通信は、基本的に「低速通信モード」で使うようにするのがベター

前述の通り、「高速通信モード」では、iPhone SEのスペック上、データ通信容量の消費が著しいです。
そんなときには、「低速通信モード」に切り替えることをおすすめします。
“低速” と言っても、Twitter・Facebook・Instagram・簡単なテキスト主体のネットサーフィン・LINEといった用途には、ちょっと遅いですが問題なく使えます。
ネットサーフィンをしている際に画像が多いサイトを見たいときには、「高速通信モード」に切り替えて使える格安スマホ(mineoなど)などもありますし、YouTubeなどを見る際にはWi-Fiに接続すれば、iPhone SEで見ることができます。
Wi-Fiをうまく利用してデータ通信容量を節約

もちろん、iPhone SEは、Wi-Fiに対応しています。
最近、ドコモはau・ソフトバンク・格安スマホユーザーにも、ドコモが展開するWi-Fiスポットを無料で開放したので、それを利用しつつ、「高速通信モード」で利用できるデータ通信容量を節約するのも良い手段だと思います。
iPhone SEは格安スマホ(SIM)で最強のスマートフォン!

やっぱり思ったのは、iPhone SEは4万円台からの展開で、格安スマホ(SIM)と親和性が高いのではないかと。
前記事で書きましたが、スペック的にも十分使えます。それに加えて、4万円台からの販売で手が届きやすいのは良い点ですが、格安スマホ(SIM)で使うのには、SIMフリー版の購入が必要なのは要注意です。SIMフリー版のiPhone SEはApple Storeなどで購入できます。
基本的に、格安スマホ(SIM)でiPhone SEを使うのには難しいところもありますが、りんログでは難しいところを解説して、多くの方に格安スマホの “安さ” を享受することができるようにし、NTTドコモ・au・ソフトバンクの談合三兄弟を打ち壊したいと思っています。
2500文字程度の記事となりましたが、読んでいただきありがとうございます。