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東北(北海道)・上越・北陸新幹線から成田空港へは、京成電鉄「スカイライナー」とJR東日本「成田エクスプレス」のどっちがおすすめ?

鉄分はあまりない埼玉県在住の筆者ですが、もしかしたら青森方面(具体的には青森県鰺ヶ沢町)から埼玉県の自宅に寄らず、成田空港より直接、海外へ行くことがあるので、東北(北海道)新幹線・上越新幹線・北陸新幹線から成田空港へのアクセスの手段について考えてみました。

筆者のおすすめは、上野駅乗り換えで、京成電鉄「スカイライナー」

京成電鉄「スカイライナー」

埼玉県の東武スカイツリーライン沿線在住の筆者ですが、成田空港へアクセスする際には、東武線と東京メトロ日比谷線で上野まで出て、そこから京成電鉄の「スカイライナー」に乗り換えて行くことが多いです。

スカイライナーは、上野から、成田スカイアクセス線を経由して成田空港へ直通します。途中、日本の在来線では最速の時速160kmで走行する区間もあるため、 “高速さ” が売りの特急列車です。

東北新幹線などからスカイライナーへ乗り換えの長所

東京駅始発のJR東日本の「成田エクスプレス」より速い、新幹線停車駅・上野駅から成田空港まで41分

Yahoo!路線情報より

京成スカイライナーは、東北新幹線などが停車する上野駅から成田空港まで最短41分で結びます。なお、JR東日本の成田エクスプレスは、東京駅から成田空港まで最短53分。(いずれも2020年2月現在)

Yahoo!路線情報のスクリーンショットを掲載していますが、実際のところ「空港第2ビル駅」は、成田空港の第2ターミナル・第3ターミナルに直結しています。第1ターミナルへは、「成田空港駅」で下車します。

成田空港第1ターミナルでは、ANAなどの「スターアライアンス」、大韓航空・エールフランス航空などの「スカイチーム」、第2ターミナルではJALなどの「ワンワールド」、第3ターミナルではジェットスターなどのLCCが就航しています。

※デルタ航空は、一部運行路線を羽田空港へ移管予定です。(2020年2月現在)

運賃が京成上野〜成田空港まで2520円と「成田エクスプレス」より安い

京成電鉄HPより

スカイライナーは成田エクスプレスよりも運賃が安く、上野駅から成田空港まで2,520円(2020年2月現在)です。なお、東京駅より「成田エクスプレス」を利用すると、3,070円です。

もちろん、東北新幹線などを運行するJR東日本とは別の鉄道会社・京成電鉄が運行しているため、仙台・新潟・金沢方面から新幹線を使い、スカイライナーで成田空港へアクセスをしても運賃の値引きはありません

東北新幹線などからスカイライナへ乗り換えの短所

新幹線ホームから京成線のホームまでかなり遠い

JRおでかけネットHPより

以前、都内から埼玉県の自宅に寄らず、上野駅から新青森駅まで東北新幹線で行ったことがありますが、なかなかホームまでのアクセスは大変でした。

東北(北海道)新幹線・北陸新幹線・上越新幹線の上野駅のホームは地下です。

また、新幹線のホームからは、JRの改札を出て、地下通路を経由することで京成線のホームへたどり着けます。歩くとなるとはかなり離れていると絶対思うでしょう。実際の所要時間は計測したことがないのでわかりません(気になるので実際に歩いて調査してみます)が、乗り換えに20分はかかるとみていたほうがいいでしょうか

とはいいつつ、2019年のダイヤ改正で、スカイライナーは20分間隔で運行されています

フライトの時間を見つつ、余裕を持って新幹線に乗ることで、上野駅に着いて “寄り道” (上野動物園・国立科学博物館などの観光)をしても、スカイライナーの時間を気にすることなく乗車できます。

シートが硬い

スカイライナー公式HPより

主観ですが、スカイライナーのシートは硬いです。乗車時間は体感的に1時間とみていても、かなり疲れます(笑)。まあパソコン作業をすると感覚はマシになるのですがw

成田エクスプレスのシート(JR東日本公式HPより)

対抗する「成田エクスプレス」のシートは “ふんわり” とした感じなのですが、スカイライナーの速さよりも、余計に時間がかかる、新幹線の上野駅から東京駅、東京駅から成田空港までの所要時間2時間半程度を許せるなら、成田エクスプレスを乗ることをおすすめします。

京成電鉄の公式キャラクター・京成パンダが最高にキモい

京成電鉄のクレジットカード・京成カードの公式キャラクターの「京成パンダ」。なぜか、その “キモさ” から最近話題のゆるキャラとして、スカイライナーを運行する京成電鉄の公式キャラクターに昇格。

この京成パンダ、スカイライナーに乗ると嫌でも目に入ります!

スカイライナー車内で提供されている無料Wi-Fiを使う際にも、京成パンダが出現します。

今まで上げたメリットをダメにするような、京成パンダ。京成パンダがキモくても、東北(北海道)・上越・北陸新幹線からの成田空港のアクセスには、絶対にJR東日本の「成田エクスプレス」よりスカイライナーのほうがいいでしょう

東北(北海道)・上越・北陸新幹線から成田空港までメリットがないような「成田エクスプレス」

東北(北海道)・上越・北陸新幹線の終点・東京駅から成田空港まで利用できるJR東日本運行の「成田エクスプレス」。個人的にはスカイライナーよりもメリットがないような気がしますが、いろいろと書いていきます。

JR東日本の「成田エクスプレス」のメリット

新函館北斗駅、新青森駅、金沢駅などから、新幹線と通しできっぷを購入する場合、「乗継割引」でスカイライナーに近い価格で購入可能

Yahoo!経路情報より、例として新青森駅(東北新幹線)から成田空港までの「スカイライナー」と「成田エクスプレス」の料金を検索してみました。

東北新幹線または北海道新幹線の新青森駅、上越新幹線の長岡駅・新潟駅、北陸新幹線の長野駅・金沢駅、北海道新幹線の新函館北斗駅から、JR線の特急列車や急行列車を乗り継ぐと特急・急行料金、指定席料金が半額になる「乗継割引」を利用することで、成田エクスプレスの特急料金が割引されます。

スカイライナーは、19,967円(ICカード利用時)、成田エクスプレスは20,060円(ICカード利用時)とほぼ同じ価格で、成田空港へそれぞれアクセスできます。

成田エクスプレス運行区間、京成線(スカイライナー)ではSuicaなどの交通系ICカードが利用できます。また、2020年3月14日から新幹線IC乗車サービス「新幹線eチケットサービス」の提供が開始され、インターネットにおいて「えきねっと」「e5489」(北陸新幹線)で新幹線・成田エクスプレスの特急券が購入可能です。

仙台駅、盛岡駅、高崎駅から成田空港ではスカイライナーのほうがお得

Yahoo!経路情報より、仙台駅(東北新幹線)から成田空港までの経路を検索してみたところ、スカイライナーが安いことがわかります。

価格は、スカイライナーは、13,707円(ICカード利用時)、成田エクスプレスは14,240円(ICカード利用時)となります。なお、新幹線区間は、2020年3月14日から新幹線IC乗車サービス「新幹線eチケットサービス」の利用も可能です。

スカイライナーを選択すると安いのは、東北新幹線では、盛岡駅、仙台駅など。北陸・上越新幹線では、高崎駅など。

「成田エクスプレス」の快適さは異常

成田エクスプレスのシート(JR東日本HPより)

成田エクスプレスの座席は、可動式枕を備え、スカイライナーにはない、ゆったりとした回転リクライニングシートが特徴です。すべての座席に大型のテーブルやPCでの作業やスマホの充電に使えるコンセントが用意され、足元には高さ25cmの荷物スペースを設けられています。

しかし、競合の京成スカイライナーは、2010年に、時速160kmで走行できる区間「成田スカイアクセス」線が開業し、京成スカイライナーがリニュアルされました。コンセントやWi-Fiなどを搭載し、設備はJR東日本の「成田エクスプレス」と同等になりましたが、前述の通り、成田エクスプレスの座席は快適です。座席が柔らかく、居心地は抜群です!

自分はスカイライナー派ですが、成田エクスプレスは東京駅から成田空港まで約1時間の乗車時間を快適に過ごすための工夫が様々なところで散りばめられています。

「成田エクスプレス」のデメリット

盛岡駅、仙台駅、高崎駅などからの比較的 “近距離” の東北・上越・北陸新幹線からの利用で「成田エクスプレス」の運賃が高い!

前述の通り、スカイライナーを利用すると成田空港へのアクセスが安いのは、東北新幹線では、盛岡駅、仙台駅など。北陸・上越新幹線では、高崎駅など。

仙台駅などから成田空港へアクセスする場合、スカイライナーを選んだほうがベターでしょう。

というのも、新幹線の上野駅から東京駅、東京駅から成田空港までの成田エクスプレスでの所要時間(スカイライナーよりも遅い)を踏まえると、上野駅での乗り換え時間を除いても、スカイライナーの20分に1本の高頻度運行から、スカイライナーを選ぶのが得策です。ただ、京成パンダがネックですがw

「成田エクスプレス」が運行される「総武本線」は遅延の発生が多いと一部では言われてる

「成田エクスプレス」が走行する「総武本線」は人身事故が多いと一部では言われています。また、何だかんだで小さなことで遅延が発生することも多く、成田エクスプレスの定時運行率はスカイライナーよりも劣るのではないかと思います。

2011年に総武本線の新小岩駅にて、女性が成田エクスプレスに飛び込み、自殺したというニュースが報道されました。その後、新小岩駅で自殺をする人が相次ぎ、一部では「新小岩は自殺の名所」とも呼ばれたりしています。

もし、成田空港・羽田空港などに向かっている際に人身事故などが発生し、電車が大きく遅延して空港への到着が遅れる場合、乗る予定の航空会社に連絡をしっかりとするようにしてください。場合によっては、フライト時間の調整などが可能になることもあります。

今では、総武本線ではホームドアの設置が進み、人身事故などの発生件数が少なくなったと思われますが、踏切が少ない「成田スカイアクセス」線を走行するスカイライナーと住宅地を通る成田エクスプレスを比較すると、成田エクスプレスでは、踏切事故の発生も起こる可能性も高い上、総武本線を最高時速120kmでしか走行できないので、成田エクスプレスは、スカイライナーのような安定運行は実現できないのではないかと思います

以前、東京・池袋の「乙女ロード」で不要になったアニメグッズを専門店で売却後、自宅に帰らず、成田空港からエティハド航空でアブダビへ向かう用事がありました。

そのとき、池袋のJRの駅員さん曰く、「スカイライナーのほうが成田空港まで早い」と。JRの駅員さんからおすすめされない成田エクスプレス(笑)。

将来的には「えきねっと」での新幹線+成田エクスプレスの割引チケットの販売もあるかも?

2020年には東京オリンピックが開催されます。そのため、新幹線などの交通需要が増えていくと思われますが、JR6社は外国人向けに日本全国の新幹線・特急列車に乗り放題な「JAPAN RAIL PASS」を販売して対応にあたっています。ただ、日本人向けにはほとんど目立った施策がなされていません。訪日外国人が多くなっている今日この頃ですが、オリンピック以外にも、グローバル化に伴う、国際空港アクセスへの鉄道会社の施策が求められます。

といろいろと書きましたが、乗りものニュースによると、成田空港へのアクセスにおいて、「スカイライナー」のシェアが伸びているとのことです。スカイライナーの「高速さ」と「高頻度運行」、「運賃の安さ」が大きく評価されているようです。

個人的な見解として、JR東日本は「JAPAN RAIL PASS」を持つ外国人をターゲットに、「成田エクスプレス」は展開されているのではないかと思います

ただ、このままだと訪日外国人よりも、肝心な日本人の成田空港へのアクセスはほとんどスカイライナーへシフトしてしまうのでしょうか?それはないにしても、JR東日本は、インターネットの「えきねっと」での成田エクスプレスの割引きっぷの発売を積極的にすべきかと思います。

「えきねっと」に加え、2020年3月14日から新幹線IC乗車サービス「新幹線eチケットサービス」の提供が開始されます。函館・東北・信州・上越・北陸エリアからの成田空港へのアクセスの需要は存在しない訳ではないので、少なからず、JR東日本は「新幹線eチケットサービス」のおまけでもいいので、スカイライナーに負けないような価格で成田エクスプレスのきっぷの販売も検討すると良いのでしょうか。

まとめ

成田国際空港HPより

「スカイライナー」と「成田エクスプレス」、成田空港アクセスにおいて、東北(北海道)・上越・北陸新幹線からの利用の場合、メリットとデメリットがありますが、移動時間・運賃を重視するなら、京成スカイライナー、快適さを重点に置くなら成田エクスプレスがベストでしょうか。

とはいいつつ、JR東日本は新幹線からの成田空港アクセスユーザーへの対応が十分ではないと思うので、筆者こと間野は、新幹線から上野駅で乗り換えて、スカイライナーの利用をおすすめします

約5,500文字の記事となりましたが、読んでいただきありがとうございました。

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