最近は【FUJI SIM】などの業者で1ヶ月単位でモバイルWi-FiルーターやSIMカードをレンタルすることができ、携帯キャリアとの2年もしくは3年縛りがないので、気軽にレンタルできます。
筆者も【FUJI SIM】でWiMAX 2+のモバイルWi-Fiルーター・W04を借りたのでレビューします。
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機種は型落ちのW04

【FUJI SIM】に申し込んで届いたのがW04。今の最新機種はW06。2世代前の機種です。
W04ではスペック的には440Mbpsが出る模様。W06で下り最大1.2Gbpsに対応することから、スペック的には若干物足りなさを感じます。
実際の使用感
すばやく立ち上がる

電源をつけてみるとすばやく立ち上がります。
5GHz帯のWi-Fiの電波を使うので、気象レーダーと干渉しないかDFSチェックが行われていますが、思ったよりあっという間で個人的には気になりません。
実際にスピードテストをしてみた

PCからはW04のSSIDを選択します。

埼玉県春日部駅のタリーズで実際にスピードテストをしてみました。ハイスピードモードに設定です。
このぐらいの数値では動画などの閲覧も含めて快適すぎです。実際に使ってみて、ストレスはありません。GoogleドライブやDropboxなどの重たいファイルをアップロードも十分使える速度です。
管理画面もわかりやすい

http://speedwifi-next.homeを開いて管理画面を開いた画面です。
簡潔な内容でわかりやすく、使ったデータ量もここからからわかるので、ブックマークしておくといいと思います。
「ハイスピードモード」と「ハイスピードプラスエリアモード」は端末液晶画面から設定できますが、管理画面から設定が可能です。
バッテリー持ちも意外にいい
W04のバッテリーの持続時間は6時間程度で、使うときに立ち上げ、使わないときには電源を落とす使い方なら1日は大丈夫です。
ただし、電源を入れっぱなしで使うとなると、バッテリーが物足りないかもしれません。
充電端子がUSB Type-Cなので便利

W04の充電端子はUSB Type-Cとなっています。最近はUSB-Cの機器も増えてきたので、充電器が手元にあれば、W04はQuick ChargeTM3.0対応なのでバッテリーの充電時間が短く、ストレスレスです。
3日10GBまでの使い方ならすごく快適

YouTubeやニコニコ動画をBGMとしてWebサイトの閲覧などの作業を行っても自分の使い方では3日で3GB程度で足りています。
3日で10GBの使用は動画を頻繁に見たり、重たいファイルのやり取りを行わければ超えないと思います。最近は無料でWi-Fiを使えるところが増えてきているので、Wi-Fiが使えるところではWi-Fiを使うとかなりデータ通信量をセーブできるのではないでしょうか。
ハイスピードプラスエリアモードは月7GBまで

W04の本領を発揮できるハイスピードプラスエリアモードは月7GBまで。W04から簡単に設定ができます。
KDDIはケチなことに、ハイスピードプラスエリアモードで7GBを使い果たすと、ハイスピードモードのWiMAX 2+の速度制限がかかってしまいます。
実際のところ、無印WiMAXよりもWiMAX 2+では積極的にエリア展開がなされているので、ハイスピードプラスエリアモードは使うことがないと思います。
個人的な意見も含めてまとめ

W04は型落ちですが、まだまだ現役で使えます。
【FUJI SIM】でのレンタル価格も他のWiMAX 2+対応ルーターを販売している3年縛りの業者と変わらないので、実際に長期で使うかわからないときにモバイルWi-Fiルーターをレンタルするのがいいと思います。