ロイター通信は、2019年5月20日、Googleはファーウェイのスマートフォン・タブレットにおいてAndroid OSのアップデートを制限する方針と伝えています。

ロイター通信によると、ファーウェイの端末からはYouTubeやGoogleマップ、GmailといったGoogleのサービスが利用できなくなるとのことです。
これはアメリカのトランプ政権がファーウェイをアメリカ企業との通商を禁じる海外企業のリストに加えたものです。
P20を使ってます

筆者は現在進行系でファーウェイのスマートフォン・P20を使っています。
P20は7万円程度で比較的高めですが、性能が非常に高く、カメラ機能のスペックなどは富士通、サムスンなどを抑えてトップクラスなのではないでしょうか。カメラ機能は中国製とは思えない仕上がりです。
P20は使っていて、100点満点中90点といったところだと思います。懸念すべきなのは中国製というところだけですね。
いくらこれは酷では?
しかし、GoogleがファーウェイにAndroid OSの使用制限をかけるのはいくらなんでも酷だと思います。
個人的には中国というのはある程度叩かれるのは仕方がないですが、一企業のスマートフォンなどの端末にGoogleがサポートしないというのは、他のスマートフォンメーカーなどと競争するのに酷では?
GoogleのAndroidはオープンソースで開発されていますが、 “オープンソース” の理念から今回の発表は外れているのではないでしょうか。Googleの企業理念からしても方向性がずれていると思います。
格安スマホに暗雲が…

ファーウェイというと、IIJmio、mineoなどの格安スマホ会社では売れ行き好調のスマホメーカーです。
格安スマホではファーウェイなくして成立しないのが現状です。
やはりドコモ本家の販売するスマホ(10万円前後)とは違い、ファーウェイは数万円でスマートフォンを販売しているのが格安SIMのユーザーニーズに非常にマッチしています。端末自体もかなり数万円でも実用レベルで、多くのユーザーから定評を得ています。
今回のGoogleの対応で、安い端末を求める格安スマホユーザーはどうすればいいでしょうか?いくらなんでもGoogleサービスの使用を制限するのはやりすぎでは?
自分は中国はネガティブな印象が大半なんですが、しかし、バックドア疑惑は本当だと思っているんですが、コストパフォーマンスの良いファーウェイだけは好きでした。