エックスサーバーを使ってサブサブサイトを運営しています。もともと、大人の都合でさくらインターネットの「さくらのレンタルサーバ」、GMOペパボの「ロリポップ!」などを使っていますが、半年前に思い切ってエックスサーバーを契約しました。
今回、自分自身が思うエックスサーバーについていろいろとレポートしたいと思います。

エックスサーバーを使ってよかったこと
コントロールパネルが使いやすい

予想外のことでしたが、コントロールパネルが使いやすい点。
さくらインターネットのレンタルサーバ、ロリポップ!はどうも文字だらけでどこを操作すればいいのかわかりにくかったんですが、エックスサーバーではアイコンもあるので直感的に操作ができます。
設定項目も通常のサーバ運営において必要なものだけなので簡潔。
サーバのスペック&安定性はナイス

エックスサーバーでは、ホストサーバに24コアCPU&256GBメモリ搭載マシンを採用しています。
他社レンタルサーバでは、未だに2010年前半のCPUを搭載したものもありますが、最新CPUを採用しているエックスサーバーは評価に値します。
さくらインターネット・レンタルサーバのスペックを調べてみた!スペックが古すぎて残念!!|りんログ
契約して半年ぐらいが経ちましたが、今までのところ、サーバーダウンなどの障害は全くありません。
SSHでログインしてみると、load averageは20前後。メモリ使用容量は4GB。
マニュアルが充実

エックスサーバーにもマニュアルもあります。
まず思ったのは難しい用語がふんだんに使われているので、初心者向きではないかも。ある程度知識を持った人でないとマニュアルの内容を理解できないと思います。
そして、お名前.comやムームードメインといったドメイン管理業者とエックスサーバと紐付ける方法が載っていないので、エックスサーバーは全体的に絶対初心者には理解できません。
しかしながら、用語さえ理解できればかなり役に立つ内容です。
細かい設定をいじれるのもいいかも

エックスサーバーでは、管理画面から.htaccess(サーバ設定ファイル)の内容をいじれます。
他社レンタルサーバーではいじくりにくいところなので、この機能はサイト運営に役に立ちますね。
また、WordPress簡単インストール機能も備えています。
エックスサーバー、ここが不便!
初期費用が高く、サーバ利用は3ヶ月から

エックスサーバーの一番下のプラン・X10プランでは、サーバの新規契約で初期費用3,000円と、利用料金は3ヶ月から支払う必要があります。
短期間でサーバを使いたいというニーズに対して十分には応えていません。そのようなときは、ConoHa WINGがいいでしょうか。
しかし初期費用が高いのは難点です。もちろん、モンスタークラスのスペックを搭載したサーバを使っているので初期費用が高くなってきてしまうのは仕方がありませんが、筆者もエックスサーバーを契約する際には初期費用が障壁となって契約するのを悩んでいました。
バックアップ機能のデータ提供には有料!
エックスサーバーではデフォルトでバックアップ機能が搭載されています。
設定など不要で、サーバー領域データ(Web・メールデータ)とMySQLデータベースのバックアップが自動で行われます。
ただし、エックスサーバーの運営側からバックアップデータの提供を受けるのには有料です。サーバー領域データ(Web・メールデータ)は10,800円、データベースデータは5,400円。
エックスサーバーはいいけれど、

エックスサーバーはサーバ運用知識がないとフルに機能が使えません。イメージとして中級者ぐらいがベストだと思います。
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