普段、WordPressでブログを書いていましたが、なんとなくはてなブログでいろいろと書こうと思います。※結局、WordPressに移転させました。

みなさん、「イオンSIM」と聞いてピンと来たものはありますか?今、イオンではMVNO・イオンモバイルが提供されていて、イオンモバイル自体、主婦などから定評を得ており、日本通信イオン限定でSIMカードを販売していたのは過去の話です。
今回振り返るのは、月額980円で使えたイオン限定で販売された日本通信の「イオンSIM」です。
イオンSIMとは何?
イオンSIMの概要は以下の通りです。
- NTTドコモのFOMA(3G)ネットワークにおいてデータ通信が利用可能
- 980円のプランでは、100kbpsでの無制限の通信が可能
- 圧縮プロキシが強制適用
- プライベートIPアドレス仕様
- 販売はイオン各店舗
イオンSIMというと、2chモバイル板が懐かしい
イオンが日本通信の980円SIMを販売開始をしたときに、2ch(今は5ch)のモバイル板を見ると、お祭り状態でした。
イオンSIMが販売された2011年9月には、980円で提供されているサービスはなく、イオンSIMはまさに価格破壊なSIMカードでした。
参考までに日本通信では300kbpsで通信ができる「b-mobile U300」や、1GBの高速通信ができる「b-mobile1GB定額」がありましたが、いずれのプランも月3000円程度。イオンSIMがいかに安いのかがわかります。
サービスインしたものの、、、、
問い合わせ殺到!な訳なイオンSIMですが、実際にユーザーが使用していくにつれ、日本通信への不満が高まってきました。
というのは、強制画像圧縮プロキシ・意図的なスピード操作など。
強制画像圧縮プロキシ
これはユーザーから評判が悪い仕様でした。
これは解除することができず、2chへの書き込みもプロキシを通過しているため、書き込みがエラーがすることが多発しました。
イオンSIMユーザーが多く書き込む2chでは、いつもこのプロキシを叩いている方が多い印象です。
意図的なスピード操作
これは、イオンSIMを提供する日本通信が、テレビ東京の経済番組で取り上げられた際に、イオンSIMの話題になったのですが、その取材(記憶の限りだとOA日)とテレビ放送のときだけ、スピードテストの結果が良い数値が出るようになりました。
2chモバイル板では、その件で日本通信を総叩き。まあ叩きたくなりますよね。
IIJmioが980円代のSIMカードを提供開始で2chモバイル板住民の移住が加速

2012年3月にIIJが個人向けMVNO・IIJmioかつ日本初ドコモ Xi(LTE)ネットワークに接続したデータ通信が開始しました。価格設定は、一番下のプランで980円代で使えることもあり、申込みが殺到しました。
まとめ
当時を思い出すと、外でデータ通信をするのにb-mobileのSIMなどを使っていたのが懐かしいです。
イオンSIMも格安スマホの先駆者として、日本通信が嫌いでも、すごい存在だと思いました。