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【体験談】獨協大学外国語学部は「語学」を極めるのには良い大学だけれども、普通の大学の常識は通用しません…

語学教育で定評がある獨協大学に通っていました。現在、外国語学部ドイツ語学科に籍を置いていましたが、2018年3月末で退学しました。この記事を読んで、獨協大学に入学したい or 興味があるという方の参考になればと思い、記事を書く次第です。

結論から言うと、普通の大学の常識は通用しません。勉強するのにはいい大学ですが、大学生活を遊んで楽しみたい方にはおすすめできない大学です。

Contents

獨協大学とは?

獨協大学は独逸学協会学校を前身とする大学

獨協大学とは、戦前の1883年にドイツ語とドイツで発展している学問を日本に広めるために開校した独逸学協会学校を前身としています。戦後、ドイツが敗戦したこともあり、”大学” としての学園の歴史にブランクがありますが、1964年に埼玉県草加市に「獨協大学」を開校しました。

ドイツ語を中心とした外国語教育には定評があり、「語学の獨協」と呼ばれる所以です。

獨協大学は、外国語学部・国際教養学部・法学部・経済学部から構成

獨協大学HPより

獨協大学は以下の学部から構成されています。

  • 外国語学部
  • 国際教養学部
  • 法学部
  • 経済学部

完全に文系の大学です。系列校に、獨協医科大学がありますが、交流は一切ありません。

獨協大学は東武スカイツリーライン・獨協大学駅前が最寄り駅

Wikipediaより

獨協大学の最寄り駅は、東武スカイツリーライン・獨協大学前駅です。

東武スカイツリーラインは、東京メトロ日比谷線と直通運転を行っており、獨協大学前駅から、上野駅・秋葉原駅・銀座駅・六本木駅までは40分程度で乗り換えなしでアクセスできるので、大学が終わった後、遊びに行きやすいのが魅力的です。

また、草加駅で乗り換えれば、東京メトロ半蔵門線も直通運転で簡単に利用でき、大手町駅・神保町駅・永田町駅・表参道駅・渋谷駅にも45分程度あればアクセスできます。

語学教育には定評があり

獨協大学は「語学の獨協」と言われるほど、語学教育が充実しています。

獨協大学はドイツがルーツなため、ドイツ語はもちろん、英語やフランス語、中国語、韓国語もネイティブから学べる授業が盛んに実施されています。

実際に外国語学部ってどうなの?

語学を極めたい学生にはとても素晴らしい環境

語学を徹底的に極めたい方にはとても素晴らしい環境だと思います。

英語・ドイツ語・フランス語、その他、中国語・韓国語に対応したネイティブの先生が多く、学内を歩くと外国人がいる!というようなのが獨協大学です。語学の授業は、基本的に英語・ドイツ語などで行われており、まるで留学に行っているような感じになります。

特に、獨協大学では、グローバル化を意識して英語教育も非常に盛んなため、もちろん、ドイツ語学科でも、英語の授業では日本人の先生でも英語で授業が行われます(難解と思われる内容は日本語で)

外国語学部では、語学を身につけるだけではなく、英語圏・ドイツ語圏などの文化(芸術・文学)・政治経済・歴史の専門家の教授が揃っており、社会に出て専攻の語学を活かすバックグラウンドも構築でき、獨協大学は偏差値の割には就職率が良い理由の一つだと思います。

外国語学部の学生はやる気が一杯な方も多い

また、外国語学部の学生はやる気が一杯な方が多いと思います。ドイツ語学科では、1年間ドイツに留学して、そのままドイツで就職してしまう方もいたり。英語学科でも、充実した学内の学習環境を利用して、卒業後はバリバリ外資系企業に入る方もいます。

正直言って、外国語学部は本気で語学を極めたいならオススメの大学です。

在籍してる学生の語学のレベルは非常に高い

また在籍している学生の語学のレベルは非常に高いです。

実際に筆者は外国語学部ドイツ語学科に在籍していましたが、ドイツ語学科でもTOEICスコアが高い学生がゴロゴロいて、英語をかなり勉強をさせれれた私立高校出身でも、全く歯が立たないほど、語学のレベルが高いです。

語学の授業では少人数

基本的に語学の授業では少人数で行われています。それもメリットといえばメリットです。

担当の先生から直接アドバイスをもらうことができます。ただ、先生のやる気はそれぞれで、質問を受け付けてくれない場合も。その場合は全部自分で解決しないといけないので非常に大変です。

1単位の授業は死ぬほど多く、拘束時間が非常に長い

また1単位の授業が多いため、大学に通うのはまるで高校のよう(笑)。 他大学と比較すると、授業時間が多いのも特徴です。

経済学部・法学部の授業は2単位ですが、それを入れてもなかなか長い(笑)。

さすがに拘束時間が長いのと後述する授業をサボれないといった点から、アルバイトをしようとなると結構厳しいところです。筆者は平日の拘束時間の長さと、授業に体力を使うので、土日の休日に遊園地のアルバイトをしていました

授業の欠席はNGなのと、試験は激ムズで過去問がなし

授業は欠席してはいけません。進度が速くてついて行けなくなります。

テストも非常に難しいのも外国語学部の特徴です。全学総合カリキュラム(全カリ)の試験も非常に難しいですが、試験の過去問はありません

ただ、法学部の試験は異常なぐらい難しかったです。というのも、300ページほどある教科書の1ページだけを詳しく聞かれたので。過去問は当然ないのでわかりません。

ただ、ドイツ語会話の授業はいい加減

筆者のドイツ語学科でも、ドイツ語を全く学んでいない学生向けの、ネイティブ教員のドイツ語会話の授業でも完全にドイツ語で行われました。ドイツ語のテキストも全部ドイツ語、さすがに、これはひどい。

ドイツ語の会話の授業では、週3コマで1コマは日本人による授業があったのですが、ネイティブの先生との連携は一切なし。 “語学の獨協” と定評がありながらもこれはひどいのでは…

レポートを書く機会はほとんどなし

あと、レポートを書く機会がほとんどないですね。全カリ(全学共通カリキュラム)の授業も含めて、自分が書いたレポートは片手で数えられる程度。

ただ、教授が…

獨協大学の教授はひどすぎ!退学届出して、退学しました|りんログ
獨協大学が最高に嫌いです。教授もかなり嫌いです。俺ら学生課に退学届け出すだ(未来形)! ちなみに過去の記事は以下の通り。これを読んでもいろいろひどいと感じることは多いと感じるでしょう。 あわせて読みたい獨協大学外国語学部
AIもシンギュラリティも関係ない!獨協大学外国語学部ドイツ語学科に “ゲーテ” も知らない人間が行ってみたらひどかったw|りんログ
最近ではIBMのAI・Watsonなどが市場を席巻していますね。それに加えて、クラウド化にともなる自動翻訳の利便性の向上や、AIベースでの自動翻訳の精度アップなど、もう10年後は、スキルとしての外国語が意味がなくなるので

教授は、政治的な考えからして “左” 寄りです。

ただ、一般常識からして獨協大学の教授は理解できないことも多々あります。

授業も時代遅れな内容ということもあったり、それに加えて、ドイツ語学科では、大学の講義で学べるのはドイツだけ、他のEU諸国のフランスやイタリア、スペイン、EUではないですが、イギリスといったヨーロッパの別の国は完全にスルー。

ドイツ語学科は、ドイツオタクを作る工場です。

学内の設備はどうなの?

図書館が非常に充実

獨協大学の図書館

やはり外国語教育を重んじているため、図書館などには英語圏・ドイツ語圏・中国語・韓国語の新聞や雑誌が置いてあり、また、外国語の蔵書が多いのが特徴です。

日本語の新聞は、朝日・産経・読売・毎日はもちろん、聖教新聞・しんぶん赤旗も置いてあります。

上智大学の図書館にも行ったことがありますが、獨協大学の図書館は、本を読まなくても、PCを持参すればPCで作業を行えたり、授業の予習復習・テスト対策・TOEICなどの資格対策の勉強もテーブルで自由に行える雰囲気なのが魅力的です。

当ブログの別記事で獨協大学をかなりdisっていますが、図書館の環境だけは他大学の学生にも自慢したいぐらい充実しています。中退した今でも獨協大学の図書館だけはまた行きたいなと思っているくらいなのでw

図書館にも自由に使えるノートPCがあり、レンタルPCも充実

レンタルできるノートパソコン

獨協大学で一番すごいと思っているのは、大学に入ってノートPCの購入の斡旋がない点。

学内では、図書館に100台程度自由に使えるノートPCが置いてあり、また200台規模でノートPCがレンタルできることもあり、自分自身のノートPCを買う必要がありません

このブログでは、文系大学生をターゲットにノートPC事情の記事を書いていますが、参考にしてみてください。

また、外国語学部では、PCを必要とする授業はあまりない(あったとしてもゼミ関連)ので、ノートPCを持ち歩いてということもないです。

「ぶっくぎゃらりぃDUO」という書店とセブン-イレブンもあり

学内には、セブン-イレブンと本などを売っている「ぶっくぎゃらりぃDUO」という書店があります。

「ぶっくぎゃらりぃDUO」では、学期の始めには教科書を購入する際にお世話になります。ただし、クレジットカードは「ぶっくぎゃらりぃDUO」では使えません

大学時代、「三井住友VISAカード」や「JALカード navi」を愛用していて、大学生にはおすすめしたいのですが、外国語学部の教科書関連は全部で数万円を超えるのがザラ。クレジットカード対応はいい加減に対応してほしいです。

ただ、セブン-イレブンには、セブン銀行のATMも設置されているので非常に重宝しています。

で、外国語学部の受験ってどうなの?

全体的に入試問題は比較的簡単だが高得点が必須

入試は1科目から受験可能で、2科目受験で複数学科に出願可能

獨協大学の入試問題は簡単な傾向にあります。また、科目数も少ないため、他大学と偏差値を比較しても意味がありません。入試は英語を重点的に勉強すればなんとかなります

筆者が入試を受けた際には、外国語学部ドイツ語学科の試験として、「英語のみ」「英語と国語・地理歴史・公民・数学から1科目」を選んで受けることができました。

ちなみに、筆者は、外国語学部ドイツ語学科に関して「英語のみ」の試験と、外国語学部ドイツ語学科・英語学科に関して「英語と地理」での試験で受験しました。なお、ドイツ語学科・英語学科ともに合格しています。

入試は簡単な部類だが、レベルが高い受験生が多いので得点力を上げることが重要

入試問題は比較的簡単です。英語も基礎がしっかりできていれば、しっかりと解ける問題です。とは言いつつも、レベルが高い受験生が多いので、得点力を上げなければならないのが必至で、以下に減点を防ぐかが入試合格のキーとなってきます。

英語は速読をしなければなりません

英語の入試問題の特徴として、英文の量が半端ないです。受験勉強をするにあたって、いつも英文を読んだりして、英語に慣れ親しむことが重要です。

それかつ、英文法もしっかりと完璧にし、得点を上げるということが必要で、早稲田・慶応・明治と比較しても、早稲田に受かった受験生でも獨協で落ちるということも十分あり得ます。

獨協大学のレベルは軽量入試なため、偏差値ではわからない

話は脱線しますが、獨協大学のレベルは軽量入試なため、偏差値では測れません。偏差値的には日東駒専同等と言われることがあると思いますが、外国語学部の大学の学生などのレベルからして、MARCH以上、早慶上智以下なのではないでしょうか。

外国語学部ドイツ語学科の黒田多美子のゼミに入った際、同期の女性は、上智が第一志望だったけれど、上智の入試に不合格だったため、滑り止めの獨協に入ったとのことでした。大学の教育の内容からして、上智の滑り止めとしての役割を十分に果たしていることもわかります。

入試対策としてすべきこと

英語の入試対策として、英文法問題には “英頻” が有効

英語をかなり勉強させられた私立高校に在学していたのですが、その際、英語の授業でお世話になっていた「英頻」こと、「大学入試英語頻出問題総演習」。

「大学入試英語頻出問題総演習」は高校英語において大学入試でよく出題される英文法の問題をまとめた参考書です。

この “英頻” はとても優秀で、この参考書さえ勉強すれば、獨協大学で出題される英文法の問題をほとんどをカバーできます。もちろん、他大学の入試対策においても非常に有効で、併願する大学の入試対策としても、 “英頻” を使うのは非常に良いと思います。

英語の長文はなるべく毎日読むように

獨協大学の英語の長文はかなり量が多いです。それに加えて、英語は簡単ですが、いかにミスをしないのかが鍵となってきます。

英語の長文対策として、毎日、何かしらの英語に触れることが重要です。リスニングなり、英語の教科書のリーディングなりいろいろと試行錯誤をすれば問題ないと思います。

社会科の入試対策として、基礎が重要

筆者は社会科の試験では「地理」で受験しましたが、地理も英語と同じく基礎が重要です。

対策として、高校の授業で配られた資料や、授業内容を書き込んだノートを丸暗記するようにしました。そうすれば、9割方問題対策として十分でした。

ただ、早稲田や慶応でよくある、重箱の隅をつつくような問題は獨協大学ではほとんどないので、早稲田などを受けない方で獨協を受ける方はそこまでやらなくてOKです。

獨協大学の入試に関わらず、和田秀樹という大学受験アドバイザーの方が書かれた本を読んでおくといいでしょう。筆者も、英語や地理はもちろん、それ以外の科目の勉強方法などは非常に参考にしていました。

サークルはどんな感じなの?

サークルは、外国語学部の学生よりも法学部・経済学部の学生が主体で運営

サークルや大学公認の “部活” (体育会・文化会)のメインは法学部・経済学部の学生です。授業の拘束時間の都合上、外国語学部の学生が、サークルに入っても結局、サークルに割ける時間もあまりないのが残念です。

しかしながら、英語やドイツ語関連のサークルも多いのも特筆すべき点です。

例えば、ドイツ語会話研究サークル・DUKなどはドイツ語学科の学生が多く所属しており、活動が盛んです。英語関連のサークルもTOEICスコアを上げたい学生も多いので、大学で授業以外にも語学を極めたい方には非常に魅力的でしょう。

インカレサークル(大学間をまたぐサークル)への加入は困難

インカレサークルは基本的に情報は入ってきません。埼玉にあることや学友会のポリシーから、インカレサークルに入るのは非常に困難です。

また、4月の大学の新入生歓迎ウィークでは、早稲田大学などの他大学の学生による獨協大学での新入生の勧誘は禁止されています。実質、獨協大学において、インカレサークルの活動は禁止されているということです。

獨協大学に入学すると、インカレサークルが存在しない訳で他大学との学生の交流の機会がほとんどないのが非常に残念です。

 “オタク” は特に冷遇

自分はオタクなのですが、以下の記事のように獨協大学はオタクには冷たい大学です。

獨協大学のサークル事情についていろいろ語ってみるけど、オタクは絶対に獨協大学に入るな!|りんログ
獨協大学は最低です。まあ書くといろいろあると思うので最後までお付き合いいただければ幸いです。外国語学部ドイツ語学科所属で、うつ病により休学3年を含めて5年近く獨協大学で消耗した自分は語ります。いろいろと獨協大学が最低なと

現在、オタクサークルは1つしかないみたいですが、大学関係者曰く、オタクは漫画研究会や放送研究会にもいるそうです。ただ、オタクサークルの学友会からの扱いはかなりひどく、今後の対応が非常に心配です。

ただ、オタクが同志を求めてサークルに入るにあたって、漫画研究会や放送研究会に入っても活動がガチなので、実質友達作りには1つだけしかないオタクサークルに入るしかないようです。

獨協大学には通常、いわゆる “パリピ” (リア充)が非常に多いです。オタクを隠している方もいることはいるのですが、なかなか接点がないので、獨協大学でオタク友達を作るのには非常に困難を伴います。

就職は?

旅行会社・航空会社などのトラベル系に強い

外国語学部の就職率は他大学と比較しても高いと思われます。JALやANAなどの航空系の就職が強く、獨協大学は個人的にCA養成学校だと思っています。

大学内でもトラベル系の企業への就活対策のセミナーも積極的に開催されていて、TOEICスコアを上げるための勉強会なども盛んです。

英語学科では「英語」の先生になる方も多い

英語学科では、中学校・高校の英語の先生を多く輩出しています。

埼玉県の中学校の英語の先生の多くが、出身大学として獨協大学な方だそうです。

外国語学部で教員免許を取るとなると、通常の授業の他、追加で教員関連の授業(教職課程)を取らなければなりません。通常の授業だけでもかなりの負担なのにそれを取るとなると大変なので、教員になりたい方は別の大学をおすすめします

受験生に言いたいこと

最寄り駅(旧駅名)

とにかく英語を勉強してください。大学で遊びたいなら、他の大学をあたったほうが絶対に良いと思います。普通の大学のイメージは獨協大学には通用しません

言っておきたいことは、入試問題は簡単でも、入学してからはハードな大学生活が待ってます。また英語が苦手にも関わらず、入学してから何とかしようと思っている方、絶対に入らないほうがいいです。高校レベルの英語の基礎の授業はやってません。ドイツ語を仮に専攻しても、全学共通カリキュラムの英語を履修すると、一番下のランクでもハイレベルな授業が待っています。

ここまで7200字弱の記事となりましたが、読んでいただきありがとうございました。

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